昨晩は診療後、ダッシュで足のケアについての講演会に行ってきました。
”脚は第二の心臓”とも言われ、健康に長生きしているお年寄りはみなさん脚がお達者です。
魚の目や胼胝(たこ)、巻爪や陥入爪、外反母趾など足のトラブルがあると見た目がキレイでないだけでなく、時には痛みのために外出もままならなくなり、生活におおきな支障が出ることもあります。
以前、魚の目の患者さんに適正な靴をご紹介したところ、”歩けるのが嬉しくて、その日のうちに池袋まで買い物に行ってきました!池袋まで出かけるのは何年もできなかったんです!”と嬉しいご報告をいただいたことがあります。
演者の塩之谷香先生は、フットケアで大変高名な先生です。靴の話や巻爪、陥入爪のお話、外反母趾のお話など大変わかりやすく、お昼ご飯がほとんど食べられなかったことも忘れるほど前のめりで拝聴しました。
靴選びは本当に大切ですね。私も学生の頃はピンヒールを好んで履いていたら(私が学生の頃はバブル後期でした)、いつの間にかハンマートウ(足の指がくの字に曲がっている変形)になってしまい、靴を履くと擦れて痛かったのですが、ウオーキングシューズを基本にしたら2〜3年くらいで足指が伸びました。曲がってしまった指が靴を変えるだけで伸びるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。
靴はキレイに見えるだけではなく、長さや幅などはもちろんながら、足にあっているものを選んでくださいね。