水虫
水虫とは?
練馬区の皮膚科・美容皮膚科のサマンサクリニック院長の貞政です。 水虫とは、カビの種類である白癬菌が皮膚の中に寄生する事によって起こる病気です。ほとんどが足に感染します。理由は靴をはくことによる蒸れです。
こんな場合はご相談ください
- 足の水虫
- 爪の水虫
- からだの水虫
主な症状
足の水虫
足の中指と薬指、小指の間にできやすく、白くふやけたり、赤くなり皮がむけたりします。また、かゆみを強く伴う場合もあります。
爪の水虫
爪全体が分厚く、白っぽくなり、表面に縦のシワが出来ることがあります。
疾患の原因
感染する仕組み
白癬菌は、水虫になった人の皮膚から剥がれ落ちる角質の中にも生きている為、感染力が非常に高いことが特徴です。但し、菌が付着したらすぐに水虫になるというわけでもなく、洗い流さずに残った菌が入り込む事で感染が成立します。
治療方法
抗真菌薬の外用
抗真菌薬の塗薬を使用いたします。数か月以上の根気がいる治療となりますので焦らずにゆっくりと治療をしていきましょう。
内服薬
爪水虫の場合は、飲み薬による治療を選択する事もございます。
日常の注意点
皮膚を清潔に保つ
白癬菌は、高温多湿の環境を好むため、いかに繁殖しにくい状態を保てるか?が大切です。毎晩お風呂に入り、足や体を清潔に保ちましょう。
足ふきマットは頻繁に洗濯を
家庭内に水虫の方がいらっしゃるときは、足ふきマットなどの共用から感染するケースが多いため、頻繁に洗濯、乾燥をしていきましょう。
通気性の良い靴を選ぶ
密閉性の高い靴ばかりを履くのではなく、通気性の良い靴を選ぶことも必要です。