いぼ
いぼ(尋常性疣贅)とは?
練馬区の皮膚科・美容皮膚科のサマンサクリニック院長の貞政です。 いぼとは、皮膚の一部に盛り上がった小さなできものです。通常は痛みなどの自覚症状はほぼありません。最も多く見られるのは足や手の指で通常は1cm程度の小さな皮膚の盛り上がりができます。感染性はとても低く、日常生活で人から人に伝染することはあまりないので、隔離などは必要ありませんが、まれに家族間でうつることがあります。
こんな場合はご相談ください
- 手や足に盛り上がった小さなできものがある
主な症状
盛り上がった小さなできもの
足裏・指、手のひら・指などの皮膚の一部が盛り上がります。一つの部位に複数個同時に発生することも多いです。 自己判断で市販薬を使うと、かえって症状が悪化したり、イボが拡大、別の部位への発症を引き起こすこともあります。イボが広範囲に広がる前の受診をおこないましょう。
疾患の原因
ウィルス感染
イボの原因は、ウイルス感染が主な原因です。皮膚表面の小さな傷からウイルスが侵入し、長い期間をかけてイボが発生します。傷ができやすい手足や、かきむしりやすい肘・脇にできる場合が多いです。 また、みずイボ(伝染性軟属腫:でんせんせいなんぞくしゅ)」という種類など、様々な種類が存在します。症状や原因となるウイルスが異なるため、原因もそれぞれ異なります。
治療方法
冷凍凝固療法
マイナス196度の液体窒素を当てて凍結させる手法です。尋常性疣贅の治療法としては最も一般的な治療法となります。
日常の注意点
いぼはうつります
いぼを触った手で別の部位を触ると感染が広がるため、触らないようにしましょう。但し、感染力は強くはありませんので、プールやお風呂などを控える必要はありません。