治療方法
自由診療
ヒアルロン酸注射
骨のへこみがある箇所や靭帯のあるところ、影になるところなどにヒアルロン酸を注射し、その部分をふっくらとさせます。引き上げる効果や輪郭の凹凸をなだらかにさせる効果が期待できます。特にほうれい線やマリオネットラインを目立ちにくくしたい方におすすめです。またフェイスラインをすっきりさせたり、小顔に見せることもできます。
合併症リスクとしては発赤や腫れ、硬結、血管閉塞や圧迫による皮膚の壊死、失明などがあります。
ボトックス注射
筋肉が緊張している部分に天然のタンパク質であるA型ボツリヌス毒素を注射することで、リラックスさせてしわを軽くする治療です。特に眉間のしわ、おでこのしわ、目尻のしわ、梅干しじわを目立ちにくくしたい人におすすめです。フェイスラインを引き上げる方法もあります。
スレッドリフト(切らないフェイスリフト)
手術で使われる溶ける糸と同じ素材の糸を皮膚の下に入れてリフトアップする治療で、切らないフェイスリフトと言われています。糸には特殊なひっかけのコグが作られており、内側から牽引してリフトアップすることが出来ます。糸の刺激により線維芽細胞が活性化されることで、ご自身のコラーゲンやエラスチンが増えることでお肌の弾力性がアップしたり引き締め効果も出ます。合併症リスクとして、腫れ、痛み、内出血、左右差などがあります。サマンサクリニック ではスレッドの刺入に使う針は主に鈍針カニューレ(先が丸く加工してある針)を使って、内出血リスクをなるべく低くするようにしています。
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メソ・アクティス
「痛みの少ない注射」と呼ばれるメソ・アクティス。目的に応じて使用する薬剤を変えることで、様々な皮膚のお悩みに対応できる機器です。
>>メソ・アクティスについて、詳しくはこちらをご覧ください
インフィニハイブリッド
高周波によってリフトアップし、たるみ・ゆるみを改善していく治療です。肌表面から高周波によるエネルギーでタイトニング、熱変性による真皮の再構築をしていきます。また、フラクショナルモードでは毛穴縮小、にきび肌改善。
また、年齢とともに下がってきた上まぶたや、下まぶたのちりめんじわ、目元のカラスの足跡にも治療できます。


マッサージピール(PRX-33)
イタリアのDr.Rossana Castellanaが10年の臨床研究を経て開発した特殊なケミカルピーリング治療です。マッサージピールの薬剤であるPRX—33は、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)と低濃度の過酸化水素(H2O2)を配合したピーリング剤です。真皮深部まで浸透して線維芽細胞増殖因子を活性化させ、コラーゲンを増加させるとともに、コウジ酸による美白作用もあります。2週間ごとに施術していきます。合併症リスクとして、施術時の灼熱感・痛み・赤み、術後の一時的な乾燥や皮剥け、赤みが出ることがあります。なお、目や唇を避けて治療します。

ダーマペン
皮膚に極細の針を何度も何箇所も刺すことで、傷を治す自分の治癒力を利用してコラーゲンを増やす治療です。目的に応じたお薬を同時に入れ込むこともできます。しわ・たるみを改善させたり、ニキビ痕の陥没を目立たなくしたりします。治療は麻酔クリームを使用するのでさほど痛みはありませんが、すこしチクチクする感じがあることがあります。治療後は赤みがでますが、医療用のファンデーションを使うことでカバーしてご帰宅できます。
その他
当院の美容皮膚科では、繊維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの増産を促し、肌の弾力性を取り戻す効果が期待できる治療や、2つの波長の光を照射して、血流とリンパの流れを改善し、コラーゲンを増産する治療なども実施しております。